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粉を掛け合う南アフリカのホーリー祭

ホーリー祭はフェスではなく、古くから伝わる宗教的祭事だ。

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南アフリカ、ケープタウンで開催されたホーリー祭は宗教的な意味合いを持つ祭だが、観光客などの一般の人間も参加しやすいことから毎年大いに盛り上がっている。

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ホーリー祭とは、もともとヒンドゥー教の春祭りで豊作祈願の祭りであったが、その後各地の悪魔払いの伝説などが混ざって今の祭の形になった。

ホーリー祭の特徴である色粉を掛け合う由来は、カ人家に押し入ってくる悪鬼ビシャーチャを追い払うため泥や汚物を投げつけたのが始まりとされているそう。

そのため黄色は尿、赤は血、緑は田畑を象徴すると言われている。

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ケープタウンのホーリー祭ではトウモロコシ粉に色を付け、パケットに入れ、四方八方に投げまくるというもの。

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一部のヒンドゥー教信者からは「宗教的行事を商業化している。」とケープタウンのホーリー祭は批判されているそう。

宗教的な考えの違いはあると思うが、昔から「笑う門には福来る」という言葉があるように、こんなに楽しそうだったら悪魔も居心地悪くてどこかに行ってしまうだろう。




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