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世界で最も高額取引されたドメインTOP12

ニューヨーク市に拠点を置いている、アメリカ合衆国のビジネスや技術ニュースの専門ウェブサイトBusiness Insiderが、インターネットが誕生した瞬間から今に至るまでの間に、最も高額取引されたドメインのランキング「The most expensive domain names of all time」を発表しました。

早い者勝ちのドメイン業界においては、個人がたまたま取得していたドメインが起業からとんでもない金額で譲渡してくれとオファーがきたということが実際に多々起きています。

シンプルかつ利用頻度の高い言葉はとっくの昔に誰かが取得しており、やはり高額で売買されています。

今回ランキングに入ったドメインももちろんそういった「.com」でした。

1位 sex.com $13’000’000(約16億円) 2010年取引

sex-com起業家ゲーリー・クレメンが1994年に取得していたこのドメインは、稀代の詐欺師スティーブン・コーエンが偽装メールと偽装FAXを駆使してsex.comの名義を書き換え、所有権を盗み取ったことで有名です。

5年間にも及ぶ泥沼裁判の末、sex.comの所有権はゲーリーのもとに無事に戻りましたが、この5年間の間でスティーブン・コーエンがsex.comのサイト運営で稼いだ金額は2015年7月現在のレートで約120億円を超えると言われています。

その後、2010年にゲーリーが関わる事業が破綻し、2010年にオークションに掛けられ、約16億円で競り落とされ、この落札価格は今なおギネス記録に認定されています。

現在sex.comはPinterest風アダルトサイトになっており、間違えても公衆の面前で見てはいけないモロなやつになっています。

2位 porno.com $8’888’888(約11億円) 2015年取引

porno-com作りも内容もどうしようもなくダメなアダルトサイトで、この金額で落札した理由がわかりません。

sex.comと同じくモロなやつがアレしているので、両親の前ではアクセスしないことをお勧めします。

3位 porn.com $8’500’000(約10.5億円) 2007年取引

porn-comなんとTOP3がアダルトでした。

youtube風にしていますがなんとなく古臭いアダルトサイトです。

1位、2位と同じくガチのヤツなので、姪っ子にスマホを貸した時に開かれないように注意してください。

「あれ!?ママー!なんかたたかってるやつだよ!ママこっちきてー!」と大騒ぎになり、あなたは親族からあらぬ疑いをかけられることになります。

4位 diamond.com $7’500’000(約9億円) 2006年取引

Diamond-com安心してください。

Diamondが何かの隠語なわけではありません。

そのままの意味のあの光り輝く宝石のダイヤモンドのことです。

ダイヤモンドだけでなく、あらゆる宝石や貴金属のアクセサリーの情報や基礎知識を提供するサイトで、http://www.ice.com/というジュエリーネットショップに誘導させる作りになっています。

ダイヤモンドの単価の高さから考えて、9億円の価値はあるのかもしれません。

5位 slots.com $5’500’000(約6.8億円) 2010年取引

slots-comオンラインカジノの基礎知識やルール、新作スロットのレビューなどを紹介しており、カナダのオンラインカジノ「Bodog」に誘導する作りになっています。

ちなみにBodogはオンラインスロットで成功を収め、欧米においてはこの業界の代表格の会社の一つです。

2007年頃にはBodogFightという総合格闘技の興行も行っていました。

6位 toys.com $5’100’000(約6.2億円) 2009年取引

Toys-com世界を代表する玩具小売店3社toysrus、eToys、F.A.Oが発行するクーポンやセール情報、新作情報を紹介するサイト。

3社からのアフィリエイト収入で収益を上げているようです。

80%オフのクーポンなどもたくさんあるので、おもちゃを買おうと思っている消費者はかなり集まってきそうです。

7位 clothes.com $4’900’000(約6億円) 2008年取引

clothes-com2009年にアマゾンが12億ドル(約1500億円)で買収したアパレル系ECサイトZappos(ザッポス)が所有するドメイン。

Zapposは日本で言うところのZOZOTOWNのような靴を中心としたオンラインショップで、創業の1999年の年商0ドルから10年後の2009年に年商12億ドルに達しています。

clothes.comで検索すると自動的にhttp://www.zappos.com/stylists-picks(Zapposのアパレルに特化したオンラインショップに飛ぶようになっています。

ちなみにZapposは「やり過ぎ」とも取れる顧客サービスが有名で、質問攻めの客と7時間以上電話で話したという伝説を残しています。

8位 vodka.com $3’000’000(約3.7億円) 2006年取引

vodka-comロシアのウォッカ製造会社が3.7億円で購入。

内容はウォッカに関する歴史や知識、自社製品の特長を紹介しています。

サイトの作りがとても綺麗です。

9位 candy.com $3’000’000(約3.7億円) 2006年取引

candy-comキャンディーを中心に、あらゆるお菓子のオンラインショッピングサイト。

取り扱うお菓子の種類はかなり膨大で、日本未上陸のお菓子がいくつもあり、閲覧しているだけでも楽しいです。

欧米ではベビーシャワーなどのお祝いの日にお菓子を送り合う習慣があるので、かなりの売上高があると予想されます。

あまりにカラフルで目がチカチカしてきますが、子どもが見たら大興奮しそうです。

10位 social.com $2’600’000(約3.2億円) 2011年取引

Social-com米国カリフォルニア州に本社を置く、顧客関係管理(CRM)ソリューションを中心としたクラウドコンピューティング・サービスの提供企業セールスフォース・ドットコムが所有するドメイン。

簡単に言うと、顧客を分析したデータをクライアントに提供する事業を主に行っている企業です。

ソーシャルメディアのモニタリングツールであるRadian6社やモバイルアプリケーションの開発実績のあるModel Metrics社を買収するなど積極的にソーシャル関連ソリューションの強化を進めているので、social.comというドメインを購入したのでしょう。

ちなみにsocial.comで検索すると自動的にwww.salesforce.comのソーシャルコンテンツに飛ぶのようになっています。

11位 dating.com $1’750’000(約2.1億円) 2010年取引

Dating-com出会い系サイトです。

女性が男性を探すことも、男性が男性を探すこともできます。

なんだか明るい感じですが、出会い系サイトの利用に問題が含んでいるのでは日本だけの話ではないので、利用の際は細心の注意を払いましょう。

12位 auction.com $1’700’000(約2億円) 2009年取引

auction-comアメリカ全土の建物を取り扱う米国最大の不動産オークションサイト。

一軒家、マンション、オフィス、別荘、そしてホテルまでオークションに出品されています。

日本と比べると土地信仰が薄いアメリカでは、一軒家の売買も盛んなので常に30万件弱の不動産が競売にかけられています。

 

12位以下の高値で取引されたドメインランキングはBusiness Insiderで読むことができます。


ハヤブサマガジンは2005年にスタートしたウェブマガジン

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