シアトルのダウンタウンにある劇場「Seattle Theatresports」の壁一面には大量のガムが引っ付いていることで有名になっています。
1993年に来場者に向けて、噛んだら幸運になる「幸運のガム」を販売し出したのが事の始まり。
購入した来場者達は噛んだガムをなぜか劇場の壁に引っ付けだし、次の誰かも真似し、また次の誰かも真似しをくり返し写真のようになってしまいました。
厚さが数センチになってしまい、「細菌の壁」と地元住民達から言われ始めたので、劇場側はガムの除去に乗り出そうとしたところ、市は「観光名所だからガムの除去はNG!」と言い出し、両者は対立。
結局、なんだかんだあり劇場側が折れることになり、壁はそのままの状態で保存することに。
ジェニファー・アニストン主演映画「Love Happens」の1シーンにもこの劇場が登場し、さらに観光客を呼び込むこととなりました。
現在も壁の一面はガムだらけのままで、カラフル度は増すばかりです。
Ever since 1993, visitors of the Unexpected Productions’ Seattle Theatresports have been sticking gum to the wall and placing coins in “gum blobs” for good luck. The trend took off, and now some parts of the 50 foot long wall are several inches thick with used gum.