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先天的に足が悪い犬の為に3Dプリンターで足を作ってみた→飛び跳ねて走った

次のフェイスブックやツイッターの座を目指すスタートアップ企業や、新しいテクノロジーを開発している若き研究者などの多くが共通に掲げている命題は「社会を良くする」「世界をより面白くさせる」、この2つだと言えるでしょう。

利便性を高めるだけではなく、今までに不可能だったことを可能にし、弱者や困っている人達を手助けにもなる「何か」が日々研究され発表されています。

新しく発表されるサービスやテクノロジーの中には人の為だけではなく、動物や自然や環境の保護の為に役に立つものもあります。

世界中のスタートアップがその可能性に注目している「3Dプリンター」。

その可能性の一つを示す動画が公開されました。

この犬は先天的に前両足の骨が変形しており、車輪を装着して歩行をしていました。

3Dプリントサービス会社「3D Systems」はこの犬の為に3Dプリンターで新しい前足を開発しました。3D-Printed-Prosthetics-dogこの新しい前足のおかげで犬は車輪で歩くよりも、活き活きと飛び跳ねて歩けるようになりました。

この動画は昨年末に公開されたものですが、瞬く間に世界中で話題になりました。

単に良いことをしただけではなく、この動画を公開することによって「3D Systems」にとって大きな宣伝となりました。

中にはこの行為を偽善とだと言う人もいるかもしれません。

だとしても、何もしないよりかは、行動を起こす偽善の方が賢く建設的で世の中の為になると思えてなりません。


ハヤブサマガジンは2005年にスタートしたウェブマガジン

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