ロックインジャパンフェスに今年も剛君と2人で行ってきた。
かつては20人くらいで行っていたけど、いつからか剛君と2人で行くようになった。
「あの頃は良かったな~」とは微塵も思わなく、良いタイミングにそういう時代を終わらすことができたなと思う。
多くのことが続けることで惰性になってゆく。
惰性や予定調和はマジで退屈で、心を腐らせる。
でも、10年前の写真データを見てみるとギッラギラの笑顔がそこにはあって、思わず笑ってしまう。
How many いい顔、素敵な顔が僕を見ている。
僕もあいつもあいつもあいつも、みんな元気な金玉みたいな顔をしている。
老けても、ハゲても、ギッラギラに笑えていれば、両手挙げて幸せだ。
僕の心配事はハゲや体臭やスタイルなんてことじゃなくて、笑えているかどうかだ。
今年のベストアクトはダントツでN’夙川BOYSだった。
相変わらず僕は大量の酒を摂取して、夕方には体から石油の匂いがして、金玉みたいな顔になった。
寒かったのでジャックダニエルのブースには誰も寄り付いていなかった。
「濃いめでお願いします」というと、特別だよと毒みたい濃いジャックダニエルと何かを割ったモノが出てきた。
それで完全に突き抜けて、The Flickersをフラフラと観に行って、あぁ、フェスに来たんだなと思った。
剛君の友達のサチエさんに10年ぶりくらいに会えて嬉しかった。