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「ライオンキング」キャストによるフラッシュモブのクオリティーが凄い

楽しいことや面白いことを表現する時、それを受け入れてくれる人が必要です。

不特定多数が公共の場に集まり突如パフォーマンスを行うこと、フラッシュモブ。

公共の場で突然大勢で踊ったり歌ったりするこの行為は、観客や周囲の人達から最後に、拍手と笑顔をもらって完結します。

ヴァージン・オーストラリア航空のブリスベン発シドニー行きの飛行機内において驚くべきフラッシュモブが行われました。

この日はミュージカル「ライオンキング」のブリスベン公演を発表した日でした。

本拠地であるシドニーに戻る為に飛行機に乗り合わせていたオーストラリアの「ライオンキング」のキャスト・メンバーが、出発前の機内で突然、ライオンキングの主題歌「サークル・オブ・ライフ」の冒頭部分を合唱し始めました。

「Nants ingonyama bagithi,Baba!! (ライオンが来るよ、お父さん!!)」と機内に響き渡ります。

Circle of Life Flight

最初は唖然としていたお客さん達も「今、凄いことが起きてるぞ!」という顔に変ってゆきます。

そして最後は大きな拍手が。

プロ中のプロがこのようなフラッシュモブを行うことも驚きですが、それを拍手で受け入れるお客さんも素晴らしいです。

この動画を撮影していたのは、実は離陸前で超忙しい添乗員さんだということも素敵な話です。

そして、この動画をYoutubeにアップロードしたのはDisneyOnBroadway(ディズニー・ミュージカルの公式アカウント)というのも特筆すべきことでしょう。

「誰かを喜ばせたい」「誰かを笑わせたい」「誰かに前向きなパワーを伝えたい」

そのような人や気持ちを「調子乗っている」「勘違いワロタ」などと揶揄してしまうのは、なんとも哀しいことですね。

同じような飛行機内での歌物映像としてはサウスウェスト航空CAによるラップ機内アナウンスが有名です。

ちなみにこのテキサスのダラスに本拠を置くサウスウェスト航空は、社内規定において「ユーモアを解さない社員はサウスウエスト航空の従業員として不適格」としています。


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