オーストラリアに生息する代表的な動物、カンガルー。
カンガルーと聞くと、おなかのポッケに赤ちゃんが入って、ピョコンピョコンと飛び跳ねる姿を誰もが連想することでしょう。
実はこのカンガルー、オーストラリアにおいてけっこう邪魔者扱いされていて、害獣とまで言われています。
近年、カンガルーは激増し続け、その総数は5000万頭以上とも言われ、事実上計測不可能と言われるほど増え続けています。
人間の生活圏に平気で顔を出し、庭先などで寝ていたり、ゴミ箱を蹴っ飛ばすなどして、オージー達をビビらせています。
カンガルーの蹴りは人間ならば内臓破裂しかねない程の破壊力を持つので、うかつには近づけません。
大きいサイズだと立ち上がると160cm以上あるので、メチャクチャ蹴りが強くて何考えているかわからない見知らぬ中学生が自宅の庭にいるというイメージでしょうか。
オージー達を困らせているガンガルーは街中の路上で喧嘩をおっぱじめた様子をRodney Langhamさんが撮影しました。
しっぽを軸にして蹴り合い、そして雑に殴りあうイケイケの雄カンガルー2匹。
喧嘩の理由は「好きなメスがかぶった」ということのようです。
人間と同じでダメージが蓄積するようで、蹴りを多く貰っている方は次第に蹴り返せなくなってしまいました。
近隣住民からしたら、「よそでやってくれ!」という気持ちでしょう。