子が親の想像の範疇で行動を取っているうちは、「良い子だね~」とか「しっかりした子」「素直な子」と言われますが、理解不能・意味不明の言動をし出すと「大丈夫このコ?」という目で見られてしまいます。
奇抜な髪型、不安になる色彩の絵、スペーシーな発言、新しい遊び方、新しいスタイル、等々。
犯罪や悪事の話を除き、子の想像を超えた言動は、何かしらで親の才能を越えていることを表しているのかもしれません。
成長の過程で思ってたのと違くなっても、誰かのモノマネではなく独自で作り上げたスタイルは称賛してあげても良いのかも。
女性ビートボクサーNicole Parisは、幼少時代より父にビートボックスを習っていました。
長い月日を経て、先生である父と生徒である娘Nicoleがビートボックスで対決することになり、その模様が『メンター(恩師)対Apprentice(見習い)』というタイトルでyoutubeで公開されました。
オールドスクールなブレイクビーツで組み立てる父と、いきなり高度なダブステップビーツで攻める娘。
いつのまにか娘に技術的に越されていて、ニュースタイルを目の当たりした父は本当に楽しそうに嬉しそうにずっと笑っています。新旧スタイルバトル、軍配は娘Nicoleに挙がった試合でしたが、お父さんのぶっといビートも超イカしています。
なんて素敵でレベルが高い親子喧嘩!
時代は変わり、子は成長し、様々なスタイルが多分化してゆく中で、「こうじゃなくちゃいけない」という思い込みよりも、「なにそれ斬新じゃね!?」と変化を楽しむハートが親、そして大人達には必要なのかもしれません。
とはいえ、いつの時代も「昔は良かったな~」と大人達は思うらしいけどね!