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近年急増しているウェブカメラ盗撮事件にご用心

2010年3月、カルフォルニア在住の31歳男性がウェブカメラハッキングの容疑で逮捕されました。

男性容疑者は若い女性のノートパソコンにスパイウィスルを仕掛け、ウェブカメラを操作し、彼女の室内での様子を逐一監視し録画していました。

このような事件は近年続出しており、ネットを介したストーカー被害に悩まされてる人も急増しています。

中には室内で着替えている映像を保存し、その映像を動画サイトにアップしたり、あるいは「ヌード画像をばらまくぞ」と恐喝し、性的強要を求めた劣悪な犯罪者もいます。

パソコンをシャットダウンしているのにも関わらず、遠隔操作してウェブカメラを操作するハッカーまで現れています。

このようなウェブカメラを使った盗撮犯罪は10年くらい前から頻繁に起きており、最近ではFacebookのアカウントをハッキングして、ウェブカメラを遠隔操作し350名以上の女性達に「カメラの前でヌードになること」を強要した男がFBIにより逮捕されました。

2013年8月にはミスティーンUSAの女性もウェブカメラ盗撮及びネットストーキングの被害に合っていたことを告白して大きな話題を呼びました。

室内でのヌード写真を元に性的脅迫の被害を受けていたミス・ティーンUSAのキャシディ・ウルフさん
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映像製作チームZBros Productionsは2010年に起きたウェブカメラハッキング事件を基に映像作品を発表しました。

ある女性がいつの間にかウェブカメラハッキングされ、日常の様子を監視されている様子を描いた作品です。

ラストは私達の生活のそばに実際に潜んでいる恐怖を描いています。

自宅に侵入され暴行を受けた被害者は、気が付かないうちにウェブカメラハッキングやネットストーキングを受けていた可能性が高いと各国の警察機関は指摘しています。

女性のヌードや恋人との様子を録画し、その映像を元に脅すという超下劣な犯罪者達を警察は放っておくわけはなく、日本を含め先進国の警察内部にはコンピュータ対策チームが組織され、犯罪者達のパソコンを逆にハッキングし住所を特定し逮捕に成功する事例も増えています。

このような被害に合わない為には、怪しいリンクをクリックしないことや、コンピューターウイルス対策を行うなど、自己防衛に努めることが重要です。

ネット被害で悩んでいる方は警察庁のサイバー犯罪相談窓口に相談してみてください。
http://www.npa.go.jp/nettrouble/index.htm


ハヤブサマガジンは2005年にスタートしたウェブマガジン

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