シティーボーイのゆく道は

夜遅くまで屋外で野村さんを囲んで野村さんの婚約を祝っていたら気が触れて、笑いが止まらなくなって気が付いたら涙が出ていた。

後日、野村さんが周りのみんなが気狂いにしか見えなくて本当に気持ち悪かったと言っていた。

くるぅた、くるぅた、さくやはくるぅた

 

マブダチのノリさんが川越よりちょい先にいったあたりでカフェをオープンするってことで、マサキとヨシ君と野村さんで手伝いに行くと約束した日の前日、ノリさんから「明日なんだけどガチの内装入ってるからナシで」という連絡が入ったので、土屋も呼んでウィーパーティーをやって、負けたらテキーラという誰も徳しないイベントを行った。

土屋が芸能業界的な景気の良い量を注ぐので、陽も明るいうちに全員が前後不覚になっていた。

帰ってきたGKが気持ち悪いゾンビしかいなかったと後日語っている。

そんなGKは酔っぱらい相手にウィーで圧勝してしまい反感を買い、土屋に景気良く飲まされていた。

まるでいつかの南国リゾートのようだ。

またみんなでいつか行こうな。S__9003034もうだいぶ前の話のようだけど右の過密っぷりを見てくれよ

シューティングゲームの難しい面みたいに混み合ってるよ。

 

野村さんアテンドで川越祭りに行った。

色んな屋台が出て光がグネグネ揺れて、何かが奏でるビートとメロディーが体を乗っ取った。

完全に憑依した。

友達と夜の祭りを歩く楽しさや、友達と東京の街をドライブしている時にたまたまかかったハウスミュージックのせいでワクワクしちゃうトレンディーな感じは決して言葉にはできないんだ。

ヨシノリはなかなか心開かないし、ヒロはすぐにはぐれちゃうし、野村さんはフィアンセの友達とうまく話せなくて不自然になって何言ってるかわからないし、アキラは雰囲気は実業団クラスなのに、ストラックアウトが小学生よりヘボかったけど本当に最高だったよ。

なんだか今日は殺人なんて起こらない気がするって歌ったチバ先輩の気持ちに少し触れた。

僕は友達の彼女達に嫌われてるんだけど、野村さんにビールで毒霧しても笑って拍手してくれる野村さんのフィアンセには嫌われたくないな。

そういえばけっこう前だけどマサキの奥さんもマサキにドロップキックした時、拍手して笑ってくれたな。

僕もマサキにはけっこうやられてるけど、お互い様過ぎて何も言えない。

やっぱりそういう男子特有のIQもEQも低い愛し方や愛され方を笑ってくれる優しい女性が好きだよ僕は。

僕の女友達は優しい子ばっかで調子乗ってんの僕は。

 

ダチのヨシ君が実は今まで言ってなかったんだけどさ、と僕に秘密を教えてくれた。

ヨシ君は仕事が終わったら新宿の外れにある工房にこもって毎日ペニスバンドを作っているそうだ。

全然知らなかった。

野村さんの結婚祝いはヨシ君が作ったペニスバンドを贈ろうという話になった。

もちろんリボンを付けて。

Just do it.

 

弟の幼馴染が日本に帰ってきたってことで、月島でもんじゃを食べた。

アキラやユウコややっつんも来て景気良く東京を楽しめられたんじゃないかなと思う。

その後コンビニを見つける度にジャンケンで酒をおごるという学生時代からやってる遊びをやりながら銀座まで歩いた。

アキラに嘘みたいに高いシャンパンを買わせようと思ったけど、コンビニではそんな高いものはなかった。

丸ビルよりもズヒルよりも路上で友達と飲むお酒が一番楽しい。

前に進んでいるような気がする。

 

幼馴染で最近彼氏ができた桃ちゃんとTOKYO TRIBEを観に行った。

DOTAMAが出た時が一番テンション上がった。

桃ちゃんは美人だ。

 

弟が大学受かったと知ったアキラと鵜原と岩下君がすぐに弟にプレゼント贈ってくれた。
ここらへんの表現が超ムズいけど、ほんと粋。

タイミングというかスピード感というか超カッコいい。

僕もそうでいたいと思ってる。

アキラのくせに超イケてる手紙も贈ってくれて感動した。

手紙の感想聞いたら「めっちゃクソ熱い!アキラにぃっぽい!」だって。

本当に大学受かったのかなって思っちゃったよ。

 

深呼吸するだけで主人公気分になれるしっくりくる街がある。

友達と歩いているだけで痛快ウキウキ通りになる道がある。

東京にはそういう街や道がいくつもある。

しかし、そろそろここは僕の居場所ではないのではと、そんなことが頭をよぎる。

慣れ親しんだ街を研ぎ澄まして感じてみると、知っている雰囲気とは全く異なる何か別のエネルギーが街を支配していることに気が付く。

 

それは誰かにとってみれば居心地の良いことだけど、僕にとってはどうも「ここじゃない感」が胸を支配する。

それもそのはず、いつの時代も都市には新しい人達がどんどん来て、人が入れ替わり、コミュニティーも文化も常に生まれ変わるのだ。

古いタイプの東京の人間になった僕はもはや「外の人」なのかもしれない。

 

先日、神輿を担ぐ為に朝の6時に路上で着替えていると、「朝からうるさい!」と40代風の女性にヒステリックに怒鳴られた。

朝からストリートで半裸になったアンちゃん達が好き勝手に騒いでいると思ったんだろうから、僕らは謝った。

今日はこの街の祭りだぜ。朝からうるさくない祭なんてあんのかよ。って思ったけど、そういう考えや美意識はもう通じないんだ。

つまり僕はすでに東京の中の人ではなくなったのだ。

 

大きな声でスマホ片手に関西弁でわめき散らす人を見るのももう珍しくなくなった。

 

先日の第六回高校生ラップ選手権でMCニガリ氏が「革命はいつも地方ローカルから起きる」というパンチラインがあったけど、本当にその通りで、地方の人達が生み出した美意識やカルチャーが東京に持ち込まれ、それが東京の新しい文化となっていると思う。

それが都市として健全なエネルギーの循環だ。

地方から出てきて東京で成り上がってやる!という気合いが東京のエネルギーを作っている。

かつて僕の父やその仲間達が東京の街を駆け回ってメイクマネーしたように。

 

地方の人達の夢の象徴としてタワーマンションがある。

TVニュースで豊洲の小学校がかつてのベビーブームの頃のように子ども達でパンパンになっているというのを見た。

あの一帯は僕らがガキの頃はマジでゲットーで、小学生が歩いているもんだったら中学生などに余裕でカツアゲになった危険エリアだった。

今や豊洲には所狭しとタワーマンションが乱立し、売りに出したら即完売だそうだ。

それは経済が回ることだし、誰かの夢が叶うことだから何一つ悪いことなんてない。

むしろ新しいムーブメントやコミュニティーが誕生し、良いことのほうが多いだろう。

 

だけど、僕や居心地悪くなった街を眺めるシティーボーイにとってタワーマンションが目指す場所かと考えると、ちょっと首をかしげていまう。

幼馴染がタワーマンションを見上げ「田舎者の巣窟」と言って、それは言い過ぎだと思ったけど、少なくとも近隣住民と仲良くできる自信が僕には微塵もない。

タワーマンションを買うお金も微塵もないんだけどね。

そもそも近隣住民と仲良くするなんて考えがもはや古いんだけど。

友達がタワーマンションを買ったと聞いた時は心から「やったな、この野郎!」って成り上がったことが自分のことのようにマジで嬉しかったけどね。

結局、僕にとっては東京は「昔大好きだったけど大人になってすいぶんケバくなっちゃった女子」みたいだなって話。

 

金町に住んでいる友達も来年から九州に移住することになった。

六本木出身の幼馴染もとっくに遠くの街に住んでいる。

八王子の幼馴染もオーストラリアに移住した。

飯田のお姉ちゃんの家族もシンガポールに移住する。

東京の一部エリアでは物価も土地単価も上がり続けているから、そういうことが別になんら凄いことや珍しいことではなくなった。

むしろ金銭的な面では移住するほうが断然安い。

 

家族内でも数年前、震災以降から移住については度々議題に挙がっていた。

あらゆる観点から考えた時に海外、もしくは日本の地方都市のほうがどう考えても住みやすいし、楽しそうじゃん?と。

なんせスノーボードと釣りがよだれが垂れるほど好きな僕達兄弟にとって、友達がいることを除いたら東京は全くもって不便な街だ。

夢はハワイだけど、中国人が買いまくっていて不動産がハンパなく高騰し過ぎていると聞いたので、現状は現実的ではない。

中国経済も超高齢化社会や社会保障の問題でまったなし状態だから、ちょっとしたことでガタつく可能性があるので、買える時がくるかもしれないけど。

 

いずれにせよ本業をはじめ、僕と剛君が新しく始めるこれからのことも未来に住む場所のことを考えて動き始めようってことになった今夏。

まずは剛君が半年間フィリピンに行くことからこの計画は動き出した。

うまくいくかどうなるかなんて全然わかないけど自分達の人生を目に見えない力にコントロールさせるのだけは嫌だからあがいてみようと思う。

GKはスーパーアップデートして帰ってくるだろう。

ザッカーバーグ風に言うならI’m SUDGK,Bitch.(俺がスーパーアップデートGKだ、ボケが)だ。

 

僕は株や投資の才能は微塵もないし、従業員になれる共産性もないから、結局自分の頭と体でメイクマネーしてハッスルし続けるしかない。

うまく言葉にできないけど、今動き出さないと色々ヤバい気がすると第六感で感じている。

自分の顔を鏡を見て「セイウチの金玉みたいなマヌケ面しやがって。セイウチに謝れクソ虫が。お前みたいな安物がいちいち止まるな。慎重に急げ!」と叱咤激励している。

 

そういえばこの前、マサキとフリマやったけど全然売れなかった。

おしゃべりして時間が過ぎちゃった。

投網が3,000円で売っていてしばらく悩んでやめた。

投網NGな海って結構多いから。

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ハヤブサマガジン 2005年10月活動開始。 フリーマガジン「ハヤブサマガジン」を日本全国のフットサルコート、スポーツバーなどに配布。 vol.7をもって活動停止。2013年、ウェブマガジンとして活動再開。ブログは日常の話です。