GKに会いに行ってみた

セブ島に半年滞在中のGKに会いに行ってきた。

めちゃくちゃ英語を話せるようになっていて驚いた。

韓国人の年下の友達からは「ブラザー(剛兄さん)」と呼ばれていて、めちゃくちゃ慕ってくるそうだ。

彼らはGKが酒を呑むまで酒に口をつけないし、細かいことまでなんでも相談してくるそうだ。

観光者が行かないようなディープな場所でも台湾人の友達に会った時は驚いた。

そいつの結婚式に出席することになり今度台湾に行くことになったそうだ。

兄妹4人で深夜にクラブに行くと、入場料300円弱でビールが付いてきた。

女性はピンク色の謎のショットを入り口で飲まされ、誰も彼もが景気良くなっていた。

弟が最新の六本木ノリを教えてやると言ったのでDJブース前にみんなで行くと、弟はバキバキのEDMに合わせて、BPM80くらいで手を上から下に仰ぐというただのB-BOYのノリ方だったので驚いた。

タイ人かそこらへんの国の女の子達が自撮り棒を持っていて、一緒に写ろうと言われたのでポーズを決めてフリーズしていると、女の子達が大笑いしたから、どうした?と聞くと写真じゃなくて動画だったそうだ。

揺れ動く群衆の中で4人だけが止まっているという現代の孤独を表現したパフォーマンスアートだと思ってくれたら幸いだ。

ちなみに数か月前にそのクラブの人混みの中で、「剛君!」と呼ばれて振り返ると、バリで一緒だった佐々木さんだった。という珍奇な再会があったそうだ。

仕事の相談をいくつかしたかったけど、あの街はそんな話ができるノリじゃない。

物価も安いし、酒もたばこも安いし、なんか街が臭いし、排気ガスが凄いし、人は親切だし、女の子は可愛いし、店員の動きはAIBOレベルで遅いし、超気に入った。

夜市がないのが残念だけど。

僕らは4日間で帰ったけど弟はそのまま残って、一か月間大学に通うことになった。

初日から台湾人とダチ公になったそうだ。

せっかくなので弟とのLINEでの会話は全部英語にしている。

今朝、弟から送られてきたLINEはこうだ。

「Girls are meccha cute!」

元気にやっているようだ。

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ハヤブサマガジン 2005年10月活動開始。 フリーマガジン「ハヤブサマガジン」を日本全国のフットサルコート、スポーツバーなどに配布。 vol.7をもって活動停止。2013年、ウェブマガジンとして活動再開。ブログは日常の話です。