たとえばLOVE

自転車で逆走してくる奴や、タクシーを超迷惑なところで止める客や、電車の中でマニキュア塗って悪臭散らかす奴や、点字のところに自転車停める奴や、自分の子どもはみんなが可愛いと思っていると盲信して人に迷惑かけている親や、手を叩きながら大笑いして周囲に「俺今楽しんでいますよ。」という激安アピールしている1円大学生などを轢き殺したり、ショットガンでぶち殺すというゲームがあれば大ヒットすると思う。

フェイスブックでいいね!をもらう為に人生賭けて想い出作りと自己ブランディングしている人や、ツイッターで何かの影響でエセポジティブ振りまいて明るい印象与える為に努めている人は、ムカつくけど、別に誰の迷惑もかけていないから、轢き殺したり、ショットガンでぶち殺す必要はないと思う。

嘘臭いんだよファックユーとは思うけど。

誰にも迷惑がかからないから好きにやればいいと思う。

このゲームの終わりは、自分も誰かにとっては迷惑な存在なので、何者からに轢き殺されたり、ショットガンで撃ち殺されるというエンディングだ。

大抵のことは自分にとって善でも相手にとっては悪なのだ。

シェアできることなんてありゃしねぇ。

 

「昨今の離婚率の高い理由は、みんな女性の見栄や打算や惰性や都合や事情で結婚するからでしょ。吐くくらいの狂気に近い愛情を注げる人と結婚すればいいのに。」って剛君に言ったら、剛君は「俺にはいいけど、あんまり人前でそういうこと言わないほうがいいよ。」だって。

剛君が言わない方が良いと言ったことは、大概言わないほうが正解なので、人前では言わない。

確かに、僕には1ミリも関係ないことなので、この手の話はしないほうがいい。

打算や惰性や都合や事情なんて大人になったら誰にでもあるもんね。

それが正しいとは全く思わないけれど。

僕から余計なことを取ったら、挨拶くらいしか口にすることがない。

 

嬉しい楽しいムカツク悲しい死ねって感情をむき出しにする季節はとっくに過ぎたので、愛想笑いも茶帯クラスになった。

脳が死んでるのかってくらい退屈な話も「いやぁ~感銘受けています、今。」という顔をして聞くこともできる。

けれど、それでいて純度100%で楽しめることや憑依できることを、17歳の頃のように続けている。

それを世間では中2病って言うんだって。

だったら世間は中3だと考えると合点がいく。

僕は1個上が昔から大嫌いなんだ。

そして今まで付き合ったコやマブダチはみんな同じ学年なんだ。

うまいことなっている。

明日は幼馴染の結婚式とパーティーだから昨晩から興奮して眠れなくて、妙なテンションになっちゃって、きっと今晩も眠れなくて、街で大嫌いだった中学・高校の一個上の山口って野郎(ふざけたことに今は住職やってる)に偶然会ったらいきなり殴っちゃいそう。

 

サヨナラ 90’s 思い出は so sweet 僕らは急に変われなくて

それでもgirl friend 悲しまないで その胸の中に希望はあるよ

たとえばLOVE

殴りたいほど嫌いな奴らと抱きしめ潰したいくらい愛している人達で、世界は奇跡のバランスを保っている。

僕の中の希望の炎を世間が躍起になって消そうとしていると、僕は今日も被害妄想を抱えながらガリガリ君を食べている。

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ハヤブサマガジン 2005年10月活動開始。 フリーマガジン「ハヤブサマガジン」を日本全国のフットサルコート、スポーツバーなどに配布。 vol.7をもって活動停止。2013年、ウェブマガジンとして活動再開。ブログは日常の話です。