業界トップのモンスター企業が追随を許さない姿勢をとんでもない手法で表現しました。
社員50万人を有する世界最大規模の物流会社「DHL」。
そんなメガ企業が、物流業界で後を追ってくるUPS、TNT、DPDの配送員達に「DHLは超早い」という宣伝をさせるという超意地悪な映像を撮影しました。
温度によって変化する特殊インクで「DHL Is Faster」とプリントした大きなダンボールをマイナス4℃で真っ黒にさせます。
その真っ黒なダンボールをUPS、TNT、DPDの配送員達に運んでもらい、時間が経過するにつれて「DHL Is Faster」の文字が浮き上がってくるという仕掛けです。
ライバル会社に自社の宣伝をさせるという前代未聞のアイデアに対し、Youtubeのコメントには「凄ぇエグい!」「これは法的にどうなの?」と様々な意見が寄せられています。
中には「ざけんな!全然ファスターじゃねぇぞ。俺の荷物は到着までにファッキン5週間かかったんだぞ!」と個人的な怒りをぶつけている人もいました。
DHL側は「この映像はコマーシャルではありません。拡散しないでください」という声明を発表しました。
この声明こそ、このプロモーションの仕上げと言っていいでしょう。