食べる歓びは人生の原動力の一つと言っても過言ではないはずです。
食はその人の人間性や価値観、大げさに言えば生き方が反映されると言っていいでしょう。
「明日の焼肉楽しみだな。」「お昼はパスタを食べようかな。」と食事のことを考えるとワクワクします。
しかし、ワクワクしながら選び、食べたはずなのに3日前のお昼に何を食べたかなんて思い出せません。
メモも取らずに過去1週間で口にしたモノを全て言える人なんて、そういないのです。
生きる上で至極大切な「食」の意味について、私達現代人は少しおろそかにし過ぎかもしれません。
写真家のPeter Menzelは世界を旅し、各国の家庭における「1週間の食料品」を撮影しました。
食材の種類はもちろん、食料品の陳列の仕方や色合いもその国の民族性を表しています。
日本は家が狭いので、食料品がコンパクトにパッキングされているのが特徴です。