2013年にハヤブサマガジンで最も読まれた記事はSNS上でも少し話題になりました。
2013年2月20日から12月25日までに投稿した696記事の中から最も読まれた記事は世界的なDJの年収ランキングでした。
フェイスブック上で4470いいね!を記録し、ツイッター上では422ツイートされました。(2013年12月25日現在)
この記事は経済誌フォーブスが発表した「2013年に最も稼いだDJランキング」から、各DJの紹介をした内容になっています。
1位のCalvin Harrisは年収約46億円で、2013年はJay-Zやケイティー・ペリーよりも稼ぐという記録を打ち出しました。
EDMのアーティストがランキングに並んでいることが、欧米諸国でのダンス・ミュージックの人気っぷりを表しています。
「音楽に合わせてみんなで踊る」というのは万国共通の文化です。
しかし、欧米のDJ達が超一流スポーツ選手並みに稼いでいる一方で、日本でそのような状況になるのには程遠いのが現状です。
その理由は日本人DJが技術的にセンス的に劣っているからなのでしょうか。
2013年に約20億円稼いだAviciiは、世界規模のDJコンテスト「burn STUDIOS RESIDENCY 2013」のグローバル・ブートキャンプにおいて日本代表としてこのキャンプに出場していたDJ YAMATOに対し、「参加DJ全員のミックスを聞いたけど、YAMATOのが一番素晴らしかった」と大絶賛しています。
YAMATOだけでなく、海外DJが称賛している日本人DJも少なくありません。
日本ではダンス・ミュージックはクラブミュージックと狭く括られ、悪しきイメージが付きまとい、大衆音楽になるにはまだまだ時間がかかりそうです。
昔からそうでしたが、さらに今後は実力ある日本人DJ達が世界に活躍の場を探す時代になってゆくことでしょう。
野球選手やサッカー選手のように日本を背負って海外で挑戦する雄姿がマスメディアで紹介される日もそう遠くないかもしれません。
そう願っています。
この記事に対してツイッターで様々な意見が寄せられました。
「スティーブアオキ年収14億とか。まじか。」
「1人もわからん・・・」
「Carvin Harrisの経歴に驚いた」
「デビットゲッタよりも稼いでる人おるんや・・・」
「好きも極めれば、という事ですね。。。」
「2012年と比べるとメンツがだいぶ様変わりしているのが興味深い。」
「日本では風営法でほぼ壊滅のクラブカルチャー、欧米では数万人を集客するのはスーパーDJ、レディーガガやビヨンセだけではないポップを日本でも実現できないか?」
ちなみにこの記事は現代美術家の村上隆氏などの著名人がSNSなどで取り上げてくれたことにより、爆発的に拡散され、グノシー、ヤフーバズ、ツイッタートレンドなどで一時ピックアップされました。
2013年、ハヤブサマガジンの更新はこの記事をもって終了です。
1年間お付き合いありがとうございました。
また来年もよろしくお願いします。
HAYABUSA MAG