ロンドン自然史博物館とBBCが主催する自然写真コンテストの最高峰である「Wildlife Photographer of the Year 2015」の各賞が発表されました。
この賞は全ての自然写真を撮影するカメラマンにとって憧れであり目標でもあります。
2015年は96の国々から42,000点を超える作品が寄せられ、受賞作品は2015年10月17日~2016年4月16日までロンドン自然史博物館で展示され、その後ワールドツアーに旅立ちます。
最高賞はカナダ人アマチュアカメラマンによる「Don Gutoski」でした。
この写真はカナダのWapusk国立公園で初冬に撮影されました。
この公園に生息する赤キツネは積極的に北極キツネ狩りませんが、両者の生活範囲が重複した場合、殺し合いが発生することがあります。
カメラマンのDonが目撃した両者の戦いは赤キツネの攻撃に北極キツネが致命的なダメージを受け終わりました。
背景は雪に覆われ、光が不良ででしたが、Donは一瞬動きが止まった時にシャッターを押しました。
各賞受賞した息を飲む美しき作品はこちらです。
Michael AW – A whale of a mouthful
Amir Ben-Dov – The company of three
Britta Jaschinski – Broken cats
Edwin Giesbers
Jonathan Jagot – Flight of the scarlet ibis
Juan Tapia – Life comes to art
Ondrej Pelánek – Ruffs on display
Pere Soler – The art of algae
Richard Peters – Shadow walker