もしも物語が「めでたし、めでたし。」で終わらなかったら。
写真家のダイナ・ゴールドシュタインは世界的な童話やファンタジー物語の「その後」を作品にしました。
幸せの季節は過ぎ、物語のヒロイン達は、それぞれの苦悩を抱えながら生きています。
元の物語を全てわかるでしょうか。
光り輝いた青春時代は過ぎ去り、疲弊しながら生きている大人たちを描いています。
なぜ大人たちは疲れているのか。
なぜ苦しみを抱えているのか。
本質的には人間は変わらないのにも関わらず、あの時から何が変わってしまったのか。
ファンタジーのその後を描いたこれらの作品は、私達を疲弊させ、退屈にさせ、追い込むものとは一体なんなのかについて、私達に訴えかけています。