死んでも屈さないスタイルの怒れる香港のストリートブランドが新しいテーマの作品を発表した。
ブランド名は「寧死不屈（死んでも屈せず）」。
「全ての人間同士は一つの共同体であるのにも関わらず、永遠に終わることのないレースを繰り返している。その結果、世界中で残酷なことが起きている。この矛盾を解決する為にはもう一度一人一人がUNITYとは何か？NATIONとは何か？について考え直さなければならない。」というテーマを打ち出している。
国連のロゴやカラーをモチーフに、寧死不屈特有のグラフィティーの世界観で、Tシャツやワッペン、7インチレコードなどを60セット限定で販売。
香港中のグラフィティーアーティストやラッパー、スケーターなどを仲間に抱える「寧死不屈」は、「地元の人達で助け合い、独立して生きていくべきだ」というブランドテーマがある。
彼らは欧米主導の国際化の中で香港独自の文化が失われていることも危惧している。
日本も同じ問題を抱えていることから、彼らの活動、ブランディングに共感せずにはいられない。
グローバリゼーションから派生する経済的格差の世界化などの問題に黙って乗り込まれてたまるか！という気概が伺える。
今回の作品についてデザイナーがコメントしています。