さすがのロシア人も怒ったアシカには手を焼いたようです。
体長は2~2.4m、体重は最大で300kgにもなるアシカの英語名は「Sea Lion」。
怒らせたらマズい系の生物だということがこの英語名からわかります。
ロシアの漁業船が仕掛けた網を引き上げると、巨大なアシカが網の中に入っていて「早く出せコラッ!」と激ギレモードです。
アシカは日本・アメリカ・カナダ・ロシアの4カ国が加盟している国際条約によって保護されているので、無事に逃がさなくてはいけません。
網を切って、アシカを出したそのその瞬間、漁師は咬みつかれてぶん投げられました。
屈強なロシア人漁師達も「ヤベェ、超キレてる。よし犬行け!」と犬をけしかけて、アザラシを追っ払おうとしたのですが、犬もあっけなくぶっ飛ばされてしまいました。
居座られても困る漁師達は悩んだあげく、ホースで海水をかけてアシカを追っ払いました。
網に引っ掛かった魚を食べようとして、自らも網に引っ掛かってしまうアシカは頻繁にいるそうです。
その度にこの動画のように逃がされるわけではなく、ロシア海域では子供アシカの密猟や不正な漁業活動も行われており、問題にもなっています。