東京、新宿駅のホーム、携帯を見る人、横の誰かを見る人、音楽を聴いている人、人、人、人。
ハンガリー人のフィルムメイカーであり写真家アダム・マジャールは新宿のホームで電車を待つ人達の様子をスーパーハイスピードカメラで撮影しました。
ユニークな角度から都市の一部を切り取り本作は、私達が普段見ることができない「私達」を映し出しています。
楽しそうに見えるか。
退屈そうに見えるか。
悲しそう見えるか。
「この映像に写っている誰かが気になったら、その誰かはきっとあなた自身かもしれません」のような心理テストを体験しているような感覚を覚えます。
そしてどのような手法でこの映像を撮ったのかが気になります。
誰一人としてカメラを意識していないのは一体どうやって?
アダムは新宿以外でも同様の映像を撮っています。
ベルリンのU2 Alexanderplatz駅
ニューヨークのグランドセントラル駅
新宿駅のホームで待つ人達と比較してみるのも面白いかもしれません。