パタゴニアジャパンは、世界有数のビッグウェーバーであり環境活動家でもあるパタゴニアのサーフィン・アンバサダー、ラモン・ナバロの人生を記録した30分の映像、『The Fisherman’s Son』日本語字幕版を、7月16日よりパタゴニアウェブサイトにて無料公開します。
■作品『The Fisherman’s Son』について
ビッグウェーブ・サーフィンのエリートとして名声を上げるラモンは、地球上の数あるビッグウェーブポイントで波に乗り続けてきました。
そんな彼のホームブレークであり、チリの最も象徴的なサーフスポットのひとつ、プンタ・デ・ロボスは、現在商業的開発の危機にさらされています。
自給自足で代々続く漁師の息子であるラモンは、サーファーである彼にとって重要なフィールドであり、心の拠り所でもある地元の保護キャンペーンへと活躍の舞台を移しました。
『The Fisherman’s Son』はパタゴニアが制作、クリス・マロイが監督を務め、海辺の環境保全・保護を行う非営利団体セーブ・ザ・ウェーブの協力を得ています。
パタゴニアのウェブサイト、YouTube、Vimeoで公開され、視聴者自身も地域の環境問題解決に向け行動を起こすことを呼びかけるとともに、寄付を通じてプンタ・デ・ロボスを守るラモンの活動を支援することができます。
公開を受けてラモンは、「世界中あらゆるところを旅してきて、自分の裏庭であるプンタ・デ・ロボスが最も素晴らしい場所であることに気がついた。ここに今住んでいる漁師とサーファー、そして次世代へ残すためにも、この場所を守りたい」と語っています。
ラモンのリーダーシップとセーブ・ザ・ウェーブの協力のもと、地元チリの人々は、サーフカルチャーや地元漁業、環境にまで悪影響を与え、このポイントを変えてしまう開発の波を押さえることに、現在のところ成果を収めています。
しかしこの地区における深刻な開発の危機は残されたままです。
パタゴニア日本支社は、フィルムを観た日本人も活動に参加できるように、専用オンラインサイト内に＜Patagonia Japan＞をファンドレイザーとした寄付ページを準備しました。
クラウドソーシングによる資金は、地域の伝統的な漁業文化と海洋の生物多様性の保護、およびこの象徴的なポイントを保護するための地域財団の創設と、プンタ・デ・ロボスでの「ワールド・サーフィン・リザーブ」の発展のために、直接寄付されます。
■本公開に先立ち、24時間限定でオンライン先行公開
いち早く皆様にラモンの活動を知って頂くため、『The Fisherman’s Son』日本語版の本公開に先立ち、6月27日(土)～28日(日)の24時間限定で、波情報サイト「波伝説」にて先行公開。
■パタゴニア・ブックスより、書籍の『The Fisherman’s Son』発売
ラモンのスピリットを写真と文章からまとめたいわばフィルムのガイドブックが、同タイトルで、6月27日(土)よりパタゴニア直営店とオンラインストアで販売を開始。
寄稿者には、ジェリー・ロペス、コール・クリステンセン、ダスティ・ミドルトン、ジョシュ・ベリー、ニック・ムカといった、ラモンを知り尊敬する人々が含まれます。
また、売上の一部はラモンの環境保護活動に寄付されます。
■ラモン・ナバロが来日、フィルム・ブック＆ライブイベントを渋谷と鎌倉で開催(参加費無料)
日本での公開を記念して、主人公となったラモンが来日し、プンタ・デ・ロボスを守る活動について直接語るほか、本作品のサウンドトラックを手掛けたトッド・ハニガンのライブもお楽しみいただける、プレミア上映イベントを開催します。
また各会場では書籍も販売します。
＜ラモン・ナバロ来日フィルム・ブック＆ライブツアー開催日、場所、申し込み方法＞
・渋谷シダックス・カルチャーホール
日時 ：7月9日(木) 19時開場、19時30分開演
所在地：東京都渋谷区神南1-12-10 シダックス カルチャービレッジ
定員 ：130名(要予約)
・鎌倉生涯学習センター
日時 ：7月10日(金) 19時開場、19時30分開演
所在地：神奈川県鎌倉市小町1-10-5
定員 ：200名(要予約)
※参加費は無料です。
※お申し込み方法：
予約には、(1) 日時、(2) 会場、(3) 代表者のお名前、(4) 代表者の電話番号、(5) 参加人数を、パタゴニア日本支社 カスタマーサービスまで、下記のいずれかの方法でご連絡下さい。(受付締め切り：7月9日(木)17時まで)
●メール
customerservice.japan@patagonia.com
●フリーコール
0800-8887-447
●携帯電話／IP電話サービス専用
0467-23-8972 (通話料有料)
●電話受付時間
9:00～17:00
●日・祝日営業(6月27日(土)を除く)