野球・サッカー・ラップ・ギター・書道・ダンス・・・スポーツでも趣味でも、きっと上手であればあるほど楽しいものなのでしょう。
才能ある人の「水得た魚状態」のパフォーマンスや表現を観ると、「あそこまでできたら楽しいだろうな」と惚れ惚れしてしまいます。
自分がやったこともない、あるいはやろうとも思ったことのないスポーツや表現であれば、そこに行きつくまでの苦労や苦悩なんて想像もできないので、手放しで「すごーい!」と単純に手を叩き称賛して終わりです。
しかし、自分が少しでも難しさを知っている事であれば、「一流」と呼ばれる人達の凄みに畏怖してしまうものです。
アルゼンチンはブエノスアイレス在住のフォトショップアーティストMartin De Pasqualeは若干25歳ながら、「フォトショップを使わせたら今一番なんじゃないの!?」と言われている男です。
フォトショップとは世界中のグラフィックデザイナーが愛用している画像編集ソフトです。
彼のドリーミーでダークな作品自体もユーモラスで評価が高いのですが、特筆すべきはフォトショップの技術!
少しでもフォトショップを利用したことがある人間であれば、彼のスキルのヤバさにビビることでしょう。
自身の写真を加工し、高熱を出した時に観る悪夢のような世界を表現しています。
朝起きて、一杯のコーヒーを作るような感覚で、彼はフォトショップで写真を加工するのだそう。
まさに「朝飯前」です。
この男、天才です。