「我々は生の真っ只中にあって、死に取り囲まれている。」
そう言ったのは16世紀に生きた宗教改革の創始者マルティン・ルターです。
この世に生まれた瞬間から人は死に向かって突き進み、その運命は絶対に誰も変えることはできません。
イタリア人写真家のサンドロ・ジョルダーノは「in extremis(死の直前)」と題し、人の死の瞬間を表現しました。
まるで「人は総じて馬鹿でおっちょこちょいで間抜けだからこそ、すぐ傍らに死が口を開けて横たわっているのだ」と言わんばかりにズッコケた死の瞬間を作品にしました。
そして、信じられない偶然が重なり合い、運悪くこんなことになっちゃったとも捉えられます。
「なんでこんなことになっちゃったの!?」なんてことは誰でも経験があるはずです。
人は残念な生き物なので、とんでもないことが起きてから、全ては自分のせいだったということに気が付くのです。
彼ら・彼女達に一体何が起きたのでしょうか。
いや、ほんとに何が起きたの!?
特にスパゲティーの人!