スニーカー収集家達の思考と嗜好を追いかけたスニーカー狂ドキュメンタリー『Sneakerheadz』。
全米で最大規模の見本市SXSWの映画部門でプレミア上映されて大きな話題を呼びました。ロサンゼルスからニューヨークへ、ロンドンから東京へ。
この映画では入手困難な人気スニーカーを手に入れる為に世界中を飛び回り、ネットの海からシークレットな情報をディグり、店前で12時間以上経ち続ける体力と気合を持ち合わせているSneakerheadz(スニーカー愛好家)達の生態を描いています。
DJ Clark Kent、Jeff Staple、Waleなどのスニーカーコレクター界の有名人がスニーカーの魅力とコレクションする意味を語っています。この映画では都市から都市へ旅し、それぞれの街のスニーカーコレクター達にインタビューしています。映画内のインタビューで彼らがスニーカーに関して驚くほどの豊富な知識と愛情を持っていることを示しています。
闇雲に収集するのではなく、自分が愛するスポーツや選手に関する歴史的背景やファッション文化に則してコレクションする姿勢が印象的です。
『Sneakerheadz』は本来、スポーツ選手やスポーツ愛好者の為に誕生し、開発を続けられているスニーカーが「文化」という観点で見られ収集されるというオルタナティブカルチャーを深く掘り下げた優れたドキュメンタリー映画となっています。
現在、撮影続行の為に有志達から資金提供を募っています。
資金提供のお礼として20ドルでSneakerheadzのオリジナルビーニー、40ドルでTシャツなどの限定商品が提供されます。