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もしも高品質のマリファナを合法で買えるとしたらいくら払いますか?

世界中でマリファナ合法化の動きが強まっています。

WHO(世界保健機関 )はマリファナが煙草やアルコールなどに較べてはるかに無害なものであるということを約40年前から報告しており、HIV、アルツハイマー、うつ病、強迫性障害、不眠症、てんかん、気管支喘息、帯状疱疹、多発性硬化症、筋萎縮性側索硬化症、クローン病、パーキンソン病など、約250種類の疾患に効果があるとされています。

近年ではこのような報告が「有効なデータ」である判断され、アメリカをはじめとする欧米諸国でマリファナが解禁されてきています。

また、マリファナ解禁の背景には健康面だけでなく、犯罪組織の資金源を断つ為だとも見られています。

マリファナを合法化することにより、少年犯罪の減少や犯罪組織の撲滅を促進し、さらに一定の税収も見込めることが政府側の狙いです。

マリファナの価格を匿名で投稿し、地域別にマリファナの物価指数を数値化・視覚化したhttp://www.priceofweed.com/というサイトがあります。

もしも合法だったら高品質のマリファナ1オンス(28グラム)あたりにいくら払いますか?」という質問に匿名のユーザーが地域と価格を投稿するというサイトです。

アメリカの経済雑誌フォーブスがこのサイトを利用し、州別にアメリカのマリファナ価格を比較した表を作成しました。states-ranked-by-cost-of-weed-01

マリファナ合法の州であるオレゴン州が204USDで最も安く、もっと高い州はノースダゴタ州で387USDという結果になり、その差は28グラムで約180ドル(約2万円)の開きがあることがわかりました。

今後10年でさらにマリファナ解禁の動きは加速することが予測されており、マリファナ関連のビジネスは昨年から急上昇しています。

そんな中、「大麻がほかの薬物の乱用への入り口になっているという実態」を訴え続けている反対派も数多くいるのも現実です。

果たしてマリファナ合法化の中で、人はマリファナとどう付き合ってゆくのでしょうか。


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