ダイナミックに派手に、エネルギー溢れ、活き活きと生きることができるのは、人生のうちでどれくらいなのでしょうか。
もちろん死ぬまでダイナミックでエネルギッシュな人もたくさんいますが、一般的には10代後半から20代前半までの極わずかな数年間だけかもしれません。
私達を退屈にさせる「何か」と戦い続けなければ、人は歳と共にお金では決して買えない大切な力を失ってしまいます。
雄大な入道雲、空高く伸びる向日葵、夕立の後の熱気、夏は私達の「人生楽しんでやる欲」を強く刺激します。
ベルリンのスケートクルーTopheadzのメンバー達はペイント粉を互いにぶつけ合って遊びました。
これが芸術なのか、なにかの表現なのかはどうでもいいことです。
肝心なことは「どう見ても楽しそうだな!」ってことです。
写真はフォトグラファーのケイト・ベルムが撮影しました。
夏にくすぶるハートの火種を大きく燃やし、私達の体に巣食おうとしている「何か」を追い払うような。
これは彼らのサマーウォーズなのかもしれません。