少年が生きる為にギャングになり、ヒップホップがまだ文化でもなんでもなく、ただの娯楽だった頃の話。
フィルムメーカーのシェーン・ニコルソンは1970年代にニューヨークで派手に活動していたギャング達の映像資料と当時の関係者の証言を集めたドキュメンタリー映画「RUBBLE KINGS」を製作した。
1968年から1975年にかけて、ニューヨークではいくつかの有名なギャング達が街中で暴れていた。
当時のニューヨークは公民権運動や主義主張の違いなどで時代は荒れ、法は機能せず、ゲットーでは社会倫理は存在しなかった。
このドキュメンタリー映画は60年代/70年代の終わりに自然発生的に誕生したニューヨークギャング達の生活と、ヒップホップ文化に対して彼らが及ぼした影響に関する作品だ。
この映画「RUBBLE KINGS」はインディペンデント作品なので資金がなく、大きな映画館で放映する予定が今のところない。
また、使用している音楽のライセンスの問題も発生しているようで、制作者であるシェーン・ニコルソンは資金提供を大きく求めている。
是非「RUBBLE KINGS」のプロモーションビデオをチェックを。