写真家ジェフリー・ストックブリッジによるプロジェクト「Kensington Blues」
アメリカ屈指の治安が悪い街、北フィラデルフィアのケンジントン地区に住む人々を撮影したこのプロジェクトは、Kensington住民のインタビューと共に行われました。
19世紀の間はケンジントン地区はアメリカにとって繁栄のシンボルであり、アメリカで最も繊維業が栄えた街でした。
現在は繊維業の会社や工場のほとんどが閉鎖され、売春と麻薬と暴力だけが残りました。
ヘロイン、コカインが簡単に手に入り、路上には売春婦が立ち、ギャング達が市民を脅している街になりました。
清潔な麻薬用注射針は1ドルで売られ、女性達は生活の為に街に立ちます。
駅のホームには「この駅への訪問は列車・車を問わずお勧めしません。」という看板が立っています。
写真家ジェフリー・ストックブリッジは警察でさえ怖くて行きたくない場所としても有名なこの街に生きる人々の顔と言葉を記録しました。
ギャング・チンピラ・麻薬売人・麻薬常習者・ホームレス・・・、彼らに「この街で生きること」について質問しました。
このプロジェクトはhttp://kensingtonblues.com/で閲覧することができ、被写体になったケンジントンの住民の肉声と書記を確認することができます。
http://www.jeffreystockbridge.com/
ちなみに川尻達也や青木真也と名勝負を繰り広げた総合格闘家のエディ・アルバレスはケンジントン地区出身で、高校卒業後は日夜ストリートファイトに明け暮れていました。
川尻達也(茨城最強)vsエディ・アルバレス(ケンジントン最強)
青木 真也(日本の軽量級最高峰の寝業師)vsエディ・アルバレス(ケンジントン最強の喧嘩師)