日本では初夏公開を予定されているハーモニー・コリン監督作品「Spring Breakers」がすでに全米ではカルト的なヒット作品となっている。
ハーモニー・コリンの出世作となったのは脚本として参加した映画「KIDS」。
1995年に公開されたKIDSは、世界中でカルト的な人気を博し、日本でも単館ブームとスケートボードブームに相まって、当時のカルチャー雑誌でもこぞって取り上げられた。
素人だったクロエ・セヴィニーやロサリオ・ドーソンを起用し、彼女達が女優になったきっかけになった作品でもある。
退屈で死にそうだった90年代中期の雰囲気が、今でも写真からムンムンと伝わってくる。
素人時代のクロエ・セヴィニーとロサリオ・ドーソンの素人らしからぬ雰囲気。
We’re still waiting for a movie as mind-blowing as KIDS, released in 1995. Though its director Harmony Korine also directed new cult-hit Spring Breakers, there was something gritty, honest, and real about the 90s movie, which incidentally made stars out of both Chloe Sevigny and Rosario Dawson.