21世紀になってから「世界の工場」と呼ばれるようになった中国。
国交の問題やコストの高騰が指摘されてもなお、製造と輸出においてその座を不動のものにしています。
義烏(イーウー)は中国、上海の南の浙江州の都市にあります。
そこは世界で最も大きな「小さい商品卸売」が集まる市場であることで知られています。
写真家のRichard John Seymourは義烏に訪れ、市場に構えられた小さな卸問屋の店内を写真におさめました。
ここで取り扱われている商品は複雑なロジスティクスネットワークを横断し、世界各国の小売店で販売されます。
日本の100円ショップで売られている商品のほとんどが、この市場で仕入れられています。卸問屋の多くがミニマムロット1000から発注することができ、それらの商品が世界中へと旅立ちます。
Richard John Seymourが撮影した義鳥の写真シリーズの10%が彼のホームページ→コチラで閲覧することができます。
またHPで紹介されている約50枚の店舗は義鳥の巨大な卸市場の全体の0.1%にも満たないと彼はコメントしています。
市場である義烏国際商貿城は一区~五区まであり、店舗数は6万店以上あり、170 万種類以上の商品が扱われ、広さは東京ドーム30個分の広さです。
義烏国際商貿城の日本語サイトもあります。
http://jp.yiwubuy.com/index1.html
きちんと1店舗ずつ見ていたら1ヶ月はかかると言われています。