この車は日本の各自治体につき10台くらい保有しておいたほうが良いでしょう。
ルーマニアのオフロード車メーカーである「Ghe-O Motors」が、2014年時点では世界最強と言えるハードコアな救急車両「Ghe-O Rescue」を昨年末にブカレストで開催された国際モーターショーにて発表しました。
「どんな過酷なオフロード環境でも走破してやんよ!」と豪語する11人乗りの「Ghe-O Rescue」の前では、ハマーのH1がとても小さく見えます。
この「Ghe-O Rescue」は近年、世界各地で起きている天災によって被害を受けた人々の救出する目的に開発され、険しい雪道から氾濫した河川、急斜面の山道を走破することができます。
キャタピラ、消防用高圧ポンプ、ホイールに装着できる浮き輪などが救急活動及び、オフロード走破に必要なオプション装備が豊富に揃っています。
動画でその迫力とこの車の必要性が紹介されています。
日本においても、先日の大雪警報級の降雪のより車の往生や、家屋が倒壊、交通機関の遮断による孤立などの被害を受けた山梨県などに、この軍用車並みの装備を誇る「Ghe-O Rescue」があれば大活躍していたはずでしょう。
車体サイズはハマーH1より長さ約90cm、幅約60cm大きく、総重量は3.2トン。
オプションの組み合わせ次第で、救急用、災害支援用、消防用の車両として使用することができます。
Ghe-O Motors社は一般仕様、そして救助および軍仕様車両を受注しており、価格はおおよそ1000万円~1700万円とされています。