仲間と一緒に面白いことをやりたいという気持ちと行動力はずっと忘れずにいたいものです。
ヒップホップのエッセンスが帰ってきたと話題になっているのが、2002年に凶弾に倒れたRun-D.M.C.のDJであるジャムマスタージェイの息子、TJ MIZELLによる最新映像作品です。
TJ MIZELLは父親をリスペクトし、父親の影響を受けて自身もDJ、turntablistとして活躍しています。
最新映像作品で彼は仲間達と共にマンハッタンから地下鉄に乗り、隣の島であるブルックリンまでの一駅の間、電車内でDJをカマします。
突然始まったDJに乗客達のほとんどは驚くばかりでノっていません。
もちろん公共の場で何をしているんだというお叱りはごもっともなのですが、その正論は一回置いておいて、特筆すべきは設営と撤収の手際の良さです。
それはヒップホップの起源である無許可のブロックパーティーの頃から変わらない重要なスキルであり、路上で表現する上で欠かせない重要な能力です。
タイトに、ファストにニューヨークで遊ぶTJ MIZELLとその仲間達に、マネーゲームと中身のない言葉遊びとは違う、ヒップホップという文化の面白さを再確認することができました。
Back to the essence!!
TJ MIZELLは街でパフォーマンスするのが好きなようで、こんなこともやっています。