勘が良いツイッターユーザーは人気ミュージシャンのツイッターアイコンの異変に気が付いたかもしれません。
3月30日(アメリカ時間)にカニエ・ウェスト、カルヴィン・ハリス、そしてマドンナらのアイコンが鮮やかなブルー単色に変りました。仕掛け人はヒップホップの美意識を代表するライン『One for the money,Two for the show』で表現されている「成り上がってやる」マインドを体現し、実現し、成功させたヒップホップキング、Jay Z。
その稼ぎっぷりは2014年最もリッチなラッパーTOP5でも紹介しています。
そんな秒速で億を稼ぐ男、Jay Zが2015年3月に高音質を売りにする定額制音楽ストリーミングサービス「TIDAL」を買収しました。
「TIDAL」これまでは北欧が拠点でしたが、3月末日にポーランド、オーストラリア、香港、カタール、UAE、ドイツでもサービスをスタートし、約40ヶ国で利用が可能になりました。(日本はまだ含まれていません)
TIDALは3月30日にニューヨークで大規模な発表イベントを開催し、TIDALに参加を表明しているスターミュージシャンが壇上に登場しました。
その模様はhttp://tidal.com/usで視聴することができます。
ツイッターのアイコンの件は発表に合わせたキャンペーン「#TIDALforALL」によるプロモーション作戦です。
また、TIDALのグローバル展開に合わせてYoutubeで公開されたCMにはそうそうたるアーティストが集結しました。集まったのは、ビヨンセ、カニエ・ウェスト、アーケイド・ファイア、ダフト・パンク、ジャック・ホワイト、ニッキー・ミナージュ、マドンナ、リアーナ、アッシャー、アリシア・キーズ、クリス・マーティンなど多数。
彼らはJay Zとともに、TIDALの共同オーナーでもあります。
↓が今を代表するミュージシャンが集結したCM動画です。
ストリーミングサービス業界ではSpotifyが有名ですが、その対抗馬になるうると音楽業界のみならず、ITの世界からも注目されています。