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世界を旅できる10の仕事

「僕が旅に出る理由はだいたい百個くらいあって ひとつめはここじゃどうも息も詰まりそうになった」

そうはじまる、くるりの「ハイウェイ」。

サビでは「何かでっかい事してやろう きっとでっかい事してやろう」と歌っています。

島国に住む私達日本人の多くは昔から「外の世界をもっと見てみたい!」と海外への旅を愛し、夏休みや冬休みともなれば空港は人で溢れかえります。

胸躍る感動と経験を得ることができる旅をもっとしたい、もっと遠くへ、もっともっと行ったことのない国へ行きたい。

旅が終わり空港から家へと帰る電車の中で、車窓の向こうに流れる風景を眺めながら、このように夢想した経験がある人もいるでしょう。

「世界を旅しながらお金を稼ぐことができる仕事ってないのかな?」

今日紹介するのは世界を旅できる10の仕事です。

それは、グローバル企業の経営者のようなジェットセッターになることや、世界的に有名なミュージシャン、あるいは俳優になることなどの夢のような話ではありません。(それもそれでとても素敵なことだけど!)

言語力や人間力、そして行動力があれば、努力とチャンス次第で就くことができる仕事です。

私達は自分の人生に関しては自分の意思で全てを決めることができるという自由を持っています。

「何かでっかい事してやろう きっとでっかい事してやろう」

世界を旅しながらお金を稼ぐことができる仕事に就くことだって不可能な話ではなく、夢物語でもありません。

世界を旅できる10の仕事①コーヒーロースター

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コーヒーロースターとはコーヒーを生豆の状態で仕入れ、焙煎して、卸売りまたは小売りをする業者のことです。

コーヒーロースターはコスタリカ、ケニア、そしてコロンビアという観光としてはなかなか行かない国に訪れ、根気よく長い時間をかけて素晴らしいコーヒー豆を探す仕事です。

日本においてはキーコーヒーやUCCなどが有名です。

世界を旅できる10の仕事②ヴァージン・ギャラクティックの添乗員

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ヴァージン・ギャラクティックはヴァージン・グループ会長のリチャード・ブランソンが設立した宇宙旅行ビジネスです。

6分間の宇宙空間における無重力体験できるこのヴァージン・ギャラクティックは現在はテスト段階なので、テスターとしての参加も可能性もあります。

漫画「宇宙兄弟」に影響を受けた宇宙好きな人達はこっちの道もありなのではないでしょうか。

世界を旅できる10の仕事③ホテル評論家/ライター

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世界中で高級ホテルからカジュアルなコンドミニアムまで毎月のように新しいホテルがオープンしています。

それらのホテルは観光雑誌や旅の専門誌などで紹介してもらう為に、評論家やライターを招き入れています。

正しい知識と建築や接客などに対する審美眼があり、編集者からの支持を得られれば、世界中を旅しながら新しいホテルを体験することができます。

世界で最も有名な格付け会社「ミシュラン」ですが、この他にもいくつかのホテルを格付けしている会社があります。

世界を旅できる10の仕事④アドベンチャートラベルライター

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アウトドアやアドベンチャーツアーの需要は高まるばかりです。

観光地や名所を巡る旅に飽きた人は、その国の自然に触れること目的にバックパックを背負って空港から出てきます。

それらの人に世界中のアドベンチャートラベルを紹介するのがこの仕事です。

また、冒険紀行作家という仕事もあり、最近では自身のブログやウェブサイトをメディアにして生計を立てている人もいます。

世界を旅できる10の仕事⑤ロケーション・スカウト

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映画やドラマの脚本を読んで、その世界観に合ったロケ地を見つけ出す仕事です。

地域性や景観に対する膨大な知識が必要で、最初はアシスタントからスタートするケースがほとんです。

大きな映画製作会社と契約するロケーション・スカウトともなれば、アジアのスラム街からアマゾンのジャングルの奥地まで行ったことがあり、その風景写真を持っています。

世界を旅できる10の仕事⑥コンサートカメラマン

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世界中で開催されている野外フェスティバル。

最近では国外のミュージシャンを招へいするフェスティバルも多く、その模様を紹介する音楽雑誌やウェブマガジンも増えています。

フェスティバルの熱気や出来事を紹介するにはコンサートカメラマンとライターですが、カメラマンが兼任することが多いようです。

人気のカメラマンともなれば、一週間のうちにオーストラリア、デンマーク、そしてテネシーで開催される野外フェスティバルに行くという超ハードスケジュールになります。

世界を旅できる10の仕事⑦セレブ専用シェフ

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世界のお金持ちは私達日本人には想像もできない程バカみたいに金持ちです。

世界中に5~6の城のような別荘を所有し、季節に合わせて自家用飛行機に乗って休暇を過ごします。

彼らはもちろん自炊なんてしないのでシェフを同行させます。

料理人としてこのような働き方もあります。

世界を旅できる10の仕事⑧プロサーファー

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ケリー・スレイターなどの超大物を除いて、プロ・サーファーという仕事は儲かりません。

多くの人がバイトをし、あるいはインストラクターとして生計を立てている人がほとんです。

しかし、彼らは華やかな生活など望んでいません。

人生においてより長い時間を美しい海辺で過ごしたいと考えています。

プロサーファーでトップのレベルまで達することができれば、世界中の海で開催されている世界大会に転戦することになります。

世界中の水平線とそこの落ちる夕日を眺めることができるのです。

世界を旅できる10の仕事⑨セレブのベビーシッター

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「New York」誌によると、セレブのベビーシッターの給料は、年間約540万円~1,000万円が相場で、これには家庭教師代や他の追加経費は含まれていないとされています。

このようなセレブは世界中で仕事する人がほとんどなので、赤ちゃんを連れて同行するケースも多く、ベビーシッターも一緒に旅に出ることになります。

これだけ高級取りともなれば、もちろん様々な要求に応えなければなりません。

ハードスケジュールは当然のこと、高い教養や赤ちゃんに対する健康知識、品格やハイレベルな家事力も求められます。

特に求められるのは「口の堅さ」だと言われています。

ベビーシッターが突然暴露本を発表するなんてセレブにとっては超勘弁ですから。

世界を旅できる10の仕事⑩スタジオミュージシャン

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私達はステージに立っているミュージシャンしか知りませんが、楽曲制作には欠かせないスタジオミュージシャンという仕事もあります。

スタジオミュージシャンは演奏技術そのものだけでなく、様々な要求や状況に対応出来るだけの音楽理論や知識が必要とされ、楽曲制作のプロフェッショナルとも言えるでしょう。

ハイ・レベルのスタジオミュージシャンならば、世界中で行われているレコーディングに参加することになります。

技術と言語力があればのし上がれる世界の一つとも言えます。

紹介した10の仕事の他にもスポーツ選手のスカウト・クルーズシップのバーテンダー・リゾートウェディングのプランナーなどまだまだ世界を旅することができる仕事はたくさんあります。

グローバル化が進む今において、仕事探しも国外に目を向けるのも一つの方法かもしれません。


ハヤブサマガジンは2005年にスタートしたウェブマガジン

日本未到着の出来事・ファッション・ニュースを中心に紹介

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