1970年代のイギリスは、オイルショックなどの影響で危機的な経済不況の中にあった。
不況がもたらしたインフレと失業率の上昇、そして生活水準の低下などが深刻な社会問題となっていた。
そのような社会や世間への怒りがピークに達していた1970年中期、パンクロックが誕生した。
そのパンク・ムーヴメントは、イギリスの音楽シーンだけではなく世界中に大きな影響を及ぼした。
イギリス在住のフォトグラファーBob Mazzerはそんな1970年代のロンドン周辺の地下鉄を利用する人々とその光景を写真に撮影し続けた。
1960年代のラブ&ピースの時代が終わり、現在の僕たちの始まりような姿を観ることができる。