森羅万象、つまり全宇宙の中に存在する一切の中で最も美しいモノとはなんでしょうか?
デザインの神様がいるとしか思えない自然や動物の造形、闇夜に煌めく星々など私達の心を突き刺す美しいモノがこの世界にはたくさんあります。
もしも美しいモノランキングがあったとしたら、トップ戦線に食い込んでくる可能性が高いのは「女性の体」だと言えるでしょう(ハヤブサマガジン調べ)。
洗練されたスポーツカーのような流線型、その美しきラインに男たちは死ぬまで魅了されていることでしょう。
アメリカ人写真家Allan Tegerは1976年から現在に至るまで、「女性の体」を景観に見たて、様々なシチュエーションを写真で表現しています。
女性の体が海に、山に、プールになり、ミニチュアの人や列車やイルカが活き活きとそこに存在しています。
アランの表現方法は人の体を景観に見立てるというユーモアに加えて、そうすることによってより女性の体の美しさが際立つという素晴らしき発見だとも言えます。
アランは約30年もの間、女性の体の美しい角度と新しい景色を探し続けています。