人類にとって最大の謎である「死後の世界」について、脳科学者、物理学者、量子物理学者、はたまた哲学者や宗教学者を巻き込んで長い年月をかけて激論が交わさています。
天国地獄論に関しては宗教や神様も絡んできてしまうので、もはや収拾が付かなくなってしまいます。
死んでも私達の意思はあるのでしょうか?
もしも意思が残ったとしても、そこは見渡す限り真っ暗な「無」の世界だったら?
実は各研究部門の権威と呼ばれる人達が真剣にこの問いに対して答えを出そうとしています。
中には「死後の世界なんて、んなもんあるわけねぇだろ。知能指数バッタ並みだなお前ら」と一蹴する科学者ももちろんいます。
しかし、一旦死んでから死後の世界を覗いて帰ってきて、「さっき死んできたんだけど、なかなか良いとこだったよ」などと言う人もこの世にたくさんいるという事実も残っています。
今のところ臨死体験に関しては「脳の再起動説」や「脳の錯覚説」が有力とされていますが、脳科学者や量子物理学者の中にはそれらの説では説明できないことが多過ぎると指摘する学者もいます。
果たして、いつの日かこの問いに対する答えが出るのかはわかりませんが、まだ見ぬ死後の世界を恐れるあまり、今この瞬間生きることを疎かにするなんて馬鹿なことはありません。
確実に言えることは、神様仏様がお布施や信者の勧誘に励んだ人間や、自爆テロに励んだ者を優先して天国に連れてゆくなんて愚かな真似するわけがないということです。
アメリカ人アーティストAngela Deaneは「ま、とにかく死んでからもみんなで楽しくやりたいよね」ってノリで写真の上にペイントする手法で作品「Ghost Photographs」を発表しました。
精神論ではなく科学的知見から「死後の世界は存在する」と唱える量子物理学者ロバート・ランザ博士の「現実であるかのように見えているこの世界はすべて、自分の意識が創り上げたもの」という考え方からすると「死後の世界があると想像する、それだけで、死後の世界の存在が示される」ということになります。
つまり楽しいことを想像することが、楽しい人生を送るコツだとも言えます。
拝啓、生き残っているみんなへ。
白装束になっちゃったけど、僕は楽しくやっています。
パーティーにも少し飽きてきたので、今夜あたり、あなた達の夢枕に立とうと思います。
驚き過ぎて死なないように気を付けてください。