私達は生きている間にどれくらいの体験をして、どれくらい感動することができるのでしょうか。
幾何学的に形に切り取られた空の下を歩き、スターバックスの列に並んで、スマホを眺めながら歩く生活。
デジタルに囲まれた生活はとても便利で快適で、余計なことを考える必要もありません。
嬉しい楽しいや怒り悲しみの感情も麻痺して、頭の中が薄ぼんやりと霧がかっても生きていけます。
ドキドキやワクワクなんてなくても全く問題ありません。
ところで、私達は死ぬ直前に何を思うのでしょうか。
何も思わないかもしれません。
退屈な人生がようやく終わると安堵するかもしれません。
死ぬ直前までスマホに没頭する人もいるかもしれません。
あるいは、胸躍った瞬間や愛する人達との日々、仲間と大笑いした出来事などを走馬灯で見るかもしれません。
またはいくつかの旅を思い出すかもしれません。
死ぬ時に「もっとこうしたかった」と思っても残念ながら手遅れです。
例えばもしも行きたい国があるのであれば、働いてお金を貯めてその国に行くべきです。
まだ見ていない風景を見に、美しい何かを体験しに世界中に行くべきです。
そんな感じで世界のワンダフルな景色を紹介します。