『本当にその道で突き抜けた人物であればあるほど、それを“やりたい”というより、“やらなければならない”、彼らの横顔にふと、見えることがある。
やらされている。本人の意思を超越した何かに』
曽田正人による名作バレエ漫画『昴』第八巻には登場人物によるこのような台詞があります。小説の世界でもバレエダンサーは人間を超えた存在として表現されることが多々あります。
別の何かが憑依したような人間離れした動きは、尋常ではないトレーニングと天から与えられた運命とも言うべき才能の結晶とも言えるでしょう。
ロシアのバレエダンサー、Darian Volkovaは4年前から趣味でバレエダンサーのカーテンの裏側での様子を写真におさめていました。
1年前から今迄撮影していた写真を’Soul in Feet’というプロジェクトして発表したところ、世界中から大きな反響を呼び、インスタグラムのフォロワー数は約100万人になりました。http://instagram.com/darianvolkova